arm-softfloat-linux-gnueabiのStage3相当

玄箱Proでは結構前からGentoo(arm-softfloat-linux-gnueabi)が動いていたのですが、
綺麗なarm-softfloat-linux-gnueabiなStage3を約1年がかりで作りました。

今、また1から作り直して手順をまとめようとしているところです。(某所でメモ中)
portage-snapshotやら、外部から取ってくるファイルの存在期間(?)が日々変わっていくため、一回書いた手順通りでずっと作れるかどうかが微妙だな。とメモしながら思いました。

注意点的なところは

  • OABIなカーネルを利用している場合は、e2fsprogsなどがEABIとしてビルドできない(エラーになる)
  • EABIなカーネルを利用している場合は、e2fsprogsなどがOABIとしてビルドできない(エラーになる)

というわけで、ARM上でビルドする場合は、ABIを合わせておかないとダメな記憶があります。(OABIなGentooイメージを公開されている方がビルドに失敗するのは、EABIカーネルを利用しているのが原因ではないかと思ってます)

sys-libs/glibc-2.7-r2 はビルドできないので、マスクしました。(sys-libs/glibc-2.6.1はビルドできる)
これはcrossdevでビルドするときも、armでセルフビルドするときもエラーになったので、できないものだと思い込むことにしました。が、環境によってはビルドできたりするようです。違いはなんだろう・・・USE="nls"かなぁ。。。

で、ブツはファイルが大きいので、分割してSkyDriveにアップしています。
http://cid-65d9912267aaedae.skydrive.live.com/browse.aspx/.Public/Gentoo/arm-softfloat-linux-gnueabi/2008.0119

Stage3っぽいものってことで、ヨロシクです。(玄箱ProやZaurusに入れてすぐ使える物ではありませぬ)